「=」だけじゃない!不等式ってなんだろう?
中1になると、「=(イコール)」だけじゃなくて、「<」「>」などの記号を使う式が登場します。
これが「不等式(ふとうしき)」です!
- (x > 5)→「x は 5 より大きい」
- (x ≦ 3)→「x は 3 以下(3もふくむ)」
✅【親の声かけ】
「“=”は同じ、って意味だったけど、“>”や“<”は“どっちが大きいか”ってことを表すんだね!」
不等号の種類と読み方
記号 | 読み方 | 例 |
---|---|---|
< | より小さい | (x < 7):xは7より小さい |
≦ | 以下 | (x ≦ 7):xは7以下(7もOK) |
> | より大きい | (x > 2):xは2より大きい |
≧ | 以上 | (x ≧ 2):xは2以上(2もOK) |
❓【子どもの疑問】
「“≦”と“<”ってどうちがうの?」✅【親の答え】
「“≦”は“その数もふくむ”ってこと!“<”はふくまない、って違いがあるんだよ」
数直線で表してみよう!
不等式は「数直線(すうちょくせん)」で答えの範囲を表すことができます。
- (x > 3) のとき → 3より右側にずっと○(白丸)をつける
- (x ≦ 2) のとき → 2も含むので、2に●(黒丸)をつけて2より左側にもずっと点をつける
✅【親の声かけ】
「“ふくむ”ときは●((黒丸)、“ふくまない”ときは○(白丸)で書くって覚えておこう!」
練習問題にチャレンジ!
- (x < 4)の意味を言葉で説明しよう
- (x ≧ 2)を数直線で表すと、どんな風になる?
- 「xは5より大きいけれど10以下」…これを不等式で書いてみよう!
【答え】
- xは4より小さい
- 2に●をつけて、右側に点をつなげる
- 5 < x ≦ 10
【親の声かけ例まとめ】
- 「“ふくむ”か“ふくまない”かで、記号や丸の書き方が変わるよ」
- 「言葉で説明してから不等式を書くと、ミスが減るよ」
- 「数直線を一緒に描いて、視覚的に理解していこう!」
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