はじめに
中1の英語では「be動詞」と「一般動詞」を学びましたが、「この2つの違いがよくわからない…」とつまずく子がとても多いです。特に、「I am play soccer.」のように、be動詞と一般動詞を同時に使ってしまうミスが目立ちます。
この記事では、「be動詞」と「一般動詞」の使い方の違いをわかりやすくまとめ、問題を通してしっかり理解できるように解説します。「私は〜です」「私は〜します」の違いを正しく使いこなすことが、英語力アップの第一歩です!
be動詞とは?
「be動詞」とは、「〜です」「〜にいる」といった意味を持つ状態や存在を表す動詞です。中1で習うbe動詞は主に3つです:
- am(主語が I のとき)
- are(主語が you, we, they のとき)
- is(主語が he, she, it のとき)
例文:
- I am a student.(私は生徒です)
- She is kind.(彼女はやさしい)
- They are in the classroom.(彼らは教室にいます)
一般動詞とは?
「一般動詞」は、「〜する」という動作を表す動詞です。play(遊ぶ・する)、like(好き)、study(勉強する)などが代表的です。
例文:
- I play soccer.(私はサッカーをします)
- He likes music.(彼は音楽が好きです)
- We study English.(私たちは英語を勉強します)
be動詞と一般動詞は同時に使わない!
ここが最大のポイントです。be動詞と一般動詞は基本的に同時に使いません!
間違った例:
- I am play soccer. → ×
- She is like music. → ×
正しい文:
- I play soccer.
- She likes music.
子どもの質問と親の返し
子:「えっ、“I am play soccer.”って何がダメなの?」
親:「“am”は“です”って意味で、“play”は“する”。“私はサッカーです”って変な文になっちゃうね。だから “I play soccer.” にしよう!」
子:「あ、なるほど。動詞は一つだけなんだ!」
練習問題
次の日本語を英語にしてみよう(どちらの動詞かも考えよう):
- 私はテニスをします。
- 彼はやさしいです。
- あなたは東京にいますか?
- 私たちは英語を勉強します。
- 彼らはサッカーが好きです。
答え
- I play tennis.(一般動詞)
- He is kind.(be動詞)
- Are you in Tokyo?(be動詞)
- We study English.(一般動詞)
- They like soccer.(一般動詞)
【親の声かけ例】
「“〜します”って言いたいときは、playとかstudyとか、“する”って意味の動詞を使うんだよ」
「“〜です”って言いたいときは、am, is, areのどれかにしてみよう」
「“I am play”って言っちゃったら、“です”と“する”が混ざっちゃうから、どっちかにしようね」
まとめ
be動詞と一般動詞の違いは、英語の土台です。この違いをしっかり区別できれば、英作文も会話も自信を持って使えるようになります。
迷ったときは、「その文は“〜です”?それとも“〜します”?」と自分に問いかけてみましょう!それが英語マスターへの第一歩です!
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